代表からのメッセージ
お母さん学習室は、柄谷代表をはじめとする塾講師から、生徒を見守る保護者様へのメッセージです。
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試験当日、問題用紙が配られ、開始の合図を待つ。君はそのとき、どんな気持ちになっているだろうか。
あれ何だっけ、確認しておけばよかった……。そうやって、準備不足を嘆いているだろうか。それとも自信に満ち、その教室に春から通う自分を想像してワクワクしているだろうか。
私の試験当日は、どういう結果であれ受け入れる覚悟をしており、心は穏やかであった。しかし、11月頃は焦りと不安のみだった。その状況を救ってくれたのが塾の先生のアドバイスだった。
「今の勉強のままでいい。自分の足元を見て、1歩1歩が大事だよ。その1歩1歩が1点1点稼いでいると考えたら良い。」
準備以上の成果は出ない。試験当日の自分を支えてくれるのは、努力した自分だけだ。残された時間はみんな同じ、不安な気持ちもみんな同じ。
さぁ受験まで、自分のペースで駆け抜けるだけだ!できることを確認して、できなかったことは一つでも多くできるようにしておこう。信じられる自分は、行動の積み重ねからしか生まれない。
先日、脳医学の権威であり、日本初「受験専門」クリニックの創立者、吉田たかよし氏の講演に参加する機会がありました。 受験生が陥りやすい心理的な状態と、その対策についてお伝えします。
9月7日(日)、品川にて株式会社日本コスモトピアが開催する、「自立学習学会2014」に参加してきました。日本コスモトピアさんは、BPでも導入している学習システム「Selfee Win」や「わくわく文庫」を製作している会社です。
今回の学習会では「わくわく文庫コンクール」の授賞式と「やる気を引出すコミュニケーションとは」というテーマの講演がありました。基調講演は、吉田たかよし氏(東京大学大学院・医学博士課程修了、現在は受験生専門の心療内科クリニック院長を務める)による「頭をよくする脳科学!」、また吉岡久美子氏による講演「伝える力を磨く」もありました。
第3回「わくわく文庫コンクール」では、感想文コンクールの金~銅賞の授賞式が行われました。参加者(小学生・中学生)477名中、上位3名に入った生徒は、順位を知らされないまま当日会場へと招待されたのですが、今回は個別指導ブループラネット小学部から三浦嵩貴くん(小六)が呼ばれていました。三浦くんが課題図書に選んだのは、『空中都市008(ゼロゼロエイト)』というSF小説です。さて、三浦くんと、一緒に来てくれたご家族のみなさま、そしてBP社員の胸高まる中、銅賞から受賞者の発表が始まりました。銅賞はマザー・テレサの伝記、銀賞は夏目漱石の『坊ちゃん』の読書感想文です。……と、いうことは……!なんと、三浦嵩貴くんは見事、金賞を受賞したのです!!おめでとう!! 「まさか自分が金賞だなんて!」という驚きも束の間、大人が何人も座る会場で、三浦くんは前に出て自分の感想文を朗読してくれました。きっと何度も何度も文章を練り直したのでしょう、後半は原稿用紙を閉じ、堂々たる暗唱で読み終えました。
審査委員長を務めた、作家の早坂隆氏からは「厚みのある学びを受けている」、「SF小説は想像力をかきたてる本。そしてその想像力こそ、まさに生きる力なのです。」と絶賛、講評を頂くことができました。
個別指導ブループラネットでは、小・中・高等部を通して「わくわく読書」を受講することができます。速読による読解力の鍛錬、世界の名作といわれる児童文学の読み込み、ならびに読書体験を通じて新しく自己を発見する感想文の記述力を鍛えることができます。
7月に入り夏も本番となりました。特に受験生にとっては「夏を制する者は受験を制す」という言葉の通り夏休みの40日間はとても重要な期間です。学校の授業もなく思う存分受験勉強に専念できる時間がたっぷりあるからです。実際夏に頑張った生徒は夏休み以降に成績がグンと上がって志望高校合格も見えてきます。また、1・2年生においても基礎学力の定着は重要です。特に受験に備えて理科・社会・国語の復習は必要です。学習した内容は徹底的に復習をしておかないと自然に忘れてしまいます。中3になってから重荷となります。
受験生はよく「1年に戻って勉強し直したい。」と言いますが、それが夏休みにはできるのです。特に積み上げ式の英語や数学が苦手の生徒は分からなくなったところまで戻ってやり直すことができます。この機会を逃すと大きな成績の向上は難しくなります。
歴代単科成績アップTOP1の3年の生徒は夏休み前の定期テストで数学15点でしたが夏休み後の2学期定期テストでは90点を取りました。それも3年数学というと1・2年の内容が出来ていないと高得点が取れない教科なのですが、75点アップという奇跡的な点をとりました。1・2年の学力の穴を徹底的に調べて基礎をしっかりと固めて最後は3年2学期の予習まで持っていきました。
本人の努力は勿論のことですが、分かるところまで戻って学習し、できない問題を何度もプリントでやり直し定着させるシステムがあったから実現できたのは事実です。
今まで『私にはできない』と思っていた生徒が『私はできる』というセルフイメージを持ち行動することによって不可能を可能にしていきます。毎年夏休みにはびっくりするドラマが起こっています。子供たちには無限の可能性が潜んでいることを実感できる時です。
それを引き出しているのが夏期徹底特訓。当塾では160コマコースという他塾にないコースがあります。1日8時間を20日間勉強します。「今までで一番勉強した。」「これ以上無理。」何コマコースでも良いのですが『限界に挑戦』これがキーワードです。『今年の夏は勝負!絶対~高校に入るぞ!』と夏に決断した生徒に良い結果がでるのは当然です。
目標を持ち計画をたてて行動する。その行動が『決意みなぎる行動』をとった時に驚くような結果が現れます。今年の夏も教室は熱気がみなぎっています。
この春、入塾した中学2年生のA君。A君は、将来「こうなりたい」という明確な目標をしっかり持って入塾されたお子さんです。春期講習も通常の中学2年生の2倍から3倍もの時間を受講し、目を輝かして黙々と学習に取り組んでいました。
A君、数学は得意科目でしたが、英語は苦手で「見るのもいや」になっていました。しかし将来の目標の為にも、まず中1の初めに戻って取り組みました。文法はどんどん進めましたが、単語の暗記が大苦戦でした。
中学3年間で学ぶ英単語は1200語、そのうち中1で学ぶのは500語です。なんと中1で4割もの英単語を習得しなければならないのです。この単語の暗記は多くの生徒たちの悩みの種です。
4月5月と授業が進むにつれてA君の目の輝きはなくなり宿題の履修率、英単語の小テスト結果も下降気味になってきました。よく言われる5月病です。早速面談をすることにしました。
A君の目はうつろでした。「眠いの?」の質問に頭をこっくり。
「何時に寝て何時に起きてる?」・…「12時位に寝て。7時に起きてる。」7時間ならいいか。
「何時間寝たい?」「12時間寝たい。」「えっ人生の半分は寝ることになるよ。…」
「寝る前に何かしてる?」「ゲームとラインを少し。」やっぱりそれが原因 「寝る前にゲームとかケータイやると熟睡できないって言われてるよ。何時間寝ても眠いよね。」
「ところでA君の将来の夢は変わらない?・…夢を叶えるためには英語は必修だよね。その為に期末テストで○○点取ると決めたよね。…」「本当に夢を叶えたいならこれでいいのかな? 寝る前の30分ゲームを我慢してテストが終わったら1日中寝ずにゲームしたらどう。」「自分で決めて行動してね。」この90分の面談後、彼の眼はキラキラ。(これでOK!)
後日担当の先生から「A君、すごいです!翌日から宿題もばっちり。小テスト一発合格です。」
・・・『やる気』は命令・強制や恐怖心では起こりません。自分で選択肢を判断させ自身の決意で行動させることから『やる気』が出ます。でもきっとスランプはまたやってきます。何度もこれを繰り返しながら学習を定着化しなければなりません。人間は習慣の動物です。根気よく良い習慣を身に着けるような指導をしていきます。
電子辞書の売れ行きが激減しているそうです。携帯電話でネットをつなぐと辞書の代わりができるので2つ持つ必要がなくなったのがその理由です。将来、社会や理科の資料集もなくなるかもしれません。学校でi‐padのようなタブレットを使った学習がはじまっているからです。
資料はすべてタブレットで調べることができます。グーグルアースなどで、ある地域を調べると実際に自分がそこに行ったかのように四方八方ぐるりと見渡せたり、リアルタイムに映像を見ることもできます。3Dで見ることができるWEB資料集も可能です。
学習の形態も激変するかもしれません。10数年前に見たNTTドコモのPVでは未来の世界では立体化した教師が講義をしている場面がありました。今現実のものとなりつつあります。
学習塾も一斉の講義型から個別化へそして映像教育の方向へ向かっています。映像学習の某受験予備校の林先生などはテレビでも大活躍です。
私も塾歴30年を超え黒板授業から個別へそしてパソコンを使った講習、そして6年前には映像学習に到達しました。一斉講義がダメというのではなく、個性化の時代に入り多種多様な学習形態が必要となったのだと思います。
15年前にパソコンでの学習を開始した当初はまだ珍しく、目に悪いとか、電磁波が怖いと敬遠する保護者がいたのも今では懐かしいです。時代の変化に伴ってハード面はニーズに答えられるように日々研鑽しなければなりません。そのなかで人と人との結びつきのソフト面の強化こそ最も重要な時代になったと思います。個別BPでは温故知新を忘れず、より良い子供たちの学習環境の構築に邁進いたします。
昨年の3月にTBSの取材を受けました。内容は「ニュースの視点」という45分枠のコーナーの中で高橋先生と「ロビ(ロボット)」をゲストに迎え、ロビの紹介や人型ロボットの未来、高橋先生の思いや活動など、さまざまなお話を伺う番組でした。番組内のVTRを作成する際、高橋先生がロボット教室の楽しそうな子供達の声(インタビュー)を是非撮影してほしいとの要望でヒューマンキッズ本部から当教室に取材が来ました。
そして今年3月22日には理科実験・ロボット教室がNHK・Eテレ【エデュカチオ!】の取材を受けました。
「子供の可能性を引き出す」という意味がある【エデゥカチオ】は4月から始まる新しい形の『教育情報番組』です。教育に正解はない!だからこそ迷える親たちのために、さまざまな知恵やアプローチ・試みを提供していく番組みで、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さん、新米パパの東山紀之さんが教育、子どもに関する課題を取り上げていくそうです。
※放送日時:4月5日から毎週土曜日17:55~18:24
今回取材分は5月10日(土)『わが子の才能、習い事でどう伸ばす?』というテーマで放送されます。習い事大国日本。子どもが楽しみなが自ら生きる力を育んでいける環境を作るために、親のサポートはどうあるべきか?教育学、脳科学、発達心理学的な観点から習い事最前線まで、さまざまな角度から検証します。
取材中に聞いたのですが『楽しみながら学習する』ことの重要性を色んな分野の先生方が語られているということです。楽しみながら、遊びの延長線上に真の学習があると思います。
『高校進学率が98%(2012年度)に達する中、入学した高校を中退する生徒は年に5万人を超える。学業や学校への不適応が主な理由だ。文部科学省によると、11年度の高校中退者は5万3869人。理由は学校生活や学業不適応が多い。全体に占める割合は39%で、調査を始めた1982年度(19%)に比べ、この30年で倍増した。「人間関係がうまく保てない」(3706人)、「学校の雰囲気が合わない」(2846人)。また、学ぶ意欲があるが、中退に追い込まれる生徒も少なくない。』
6年前の初夏に塾の卒業生A君のお母さんが来塾されました。その年の3月に念願の難関高校に合格してA君・保護者共に大喜びでしたが、その後、高校の学習進度に全くついていけなくなりA君は「やめたい。」と言って学校を欠席しているとの報告でした。
高校の授業は予習を前提に進めていくので、予習をしていないと授業が分からなくなります。A君は念願の高校に入ったのですが気が抜けてしまい、家庭学習を全くやらなくなっていました。中学生にとって、勉強の目標が高校入試だけでは燃え尽き症候群になってしまう恐れがあります。大きな目標へのひとつのステップとして受験をとらえることが大切です。
数日後、A君と面談し高校生の勉強の仕方を伝え、部活動が大好きなので、「部活だけでもやりに行くように。」ということを伝えました。A君は部活をする為に学校に行くようになり、だんだん高校生活にも慣れて家庭学習もするようになり、進級・大学へと軌道修正できました。
中3生にとって志望高校に合格することは最重要ですが、高校受験を機会にして自分の将来のことをしっかり考えることも受験勉強の大切な役割だと思います。
中2生は先日開催した『新中3入試説明会』でそれぞれの受験校にそった試験対策を細かく説明できました。そこで得られた戦略を生かして来年の高校入試に向けて好スタートを切りましょう。
中3生は入試が近づくこの時期、最も集中力が高まり、実力も伸びるチャンス。「もう間に合わな~い」とあきらめる前に、最後の追い込み・総仕上げに全力で取り組みましょう。都立は残り3週間・私立は後10日間悔いがのこらぬように頑張ってください。また、しっかり準備が出来ても試験当日の体調が不完全では実力が発揮できません。
試験当日の体調を整えるために次の点に注意してください。
昨年、4000本安打を達成したイチローがテレビの対談の中で「4000本安打は大変うれしく思いますが、その裏で8000本の辛い、悔しい思いがありました。」というコメントを語っていました。やはり一つの事を成すというのは天才バッターイチローも皆同じなんだなと感じました。ひとつの成功(目標達成)の過程ではその何倍もの試練を乗り超えていかなければならないということだと思います。
部活動に置き換えてみると、辛く苦しい練習の結果が試合の勝利であり受験生においては日々真剣な受験勉強の結果が合格を勝ち取るということだと思います。
2014年も生徒たちには、目標を持ち計画を練り実行していくという、人生で最も重要なチャレンジ精神を培ってほしいと願っております。それには辛いこと・面倒なこと・嫌なことに立ち向かっていくことが必要であることを伝えていきたいと思います。
そして我々講師・スタッフ一同も目標にチャレンジし、行動をする姿を生徒たちに見せていかなければならないと決意しております。
2014年、個別指導BPは新たな挑戦をし、生徒たちと共々に成長いたします。