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お母さん学習室

代表からのメッセージ

 お母さん学習室は、柄谷代表をはじめとする塾講師から、生徒を見守る保護者様へのメッセージです。

-2017年- お母さん学習室

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10年後に無くなる職業

10/31付の読売新聞に「三菱UF9,500人、みづほ19,000人、三井住友4,000人の人員削減」の記事が載っていました。
ATM・セルフ店舗などAI(人工知能)の発達によって人員が削減されるそうです。

英オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授と同大学のカール・ベネディクト・フライ研究員がともに著した『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文(2013.9.17)の一部に
『コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。たとえば、『Google Car』に代表されるような無人で走る自動運転車は、これから世界中に行き渡ります。

そうなれば、タクシーやトラックの運転手は仕事を失うのです。
これはほんの一例で、機械によって代わられる人間の仕事は非常に多岐にわたります。

私は、米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析しました。その結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至ったのです』
と記されています。

この論文には人間が行う仕事の約半分が90%以上の確率で機械に奪われると試算しています。

10年後に無くなる職業は銀行の融資担当・小売店販売員・一般事務・運転手・受付係・通訳、翻訳など。(ビルゲイツ:創造性を必要としない仕事はすべてテクノロジーに代行される)10年後に新しく生まれる職業はロボットアドバイザー・輸送アナリスト・マインドカウンセラー等。

10年後も無くならない職業は漫画家・教師・医者・看護士・アナウンサー・ミュージシャンなど。「どこに属しているか」ではなく「何が出来るか」が大切になります。

またAI(ロボットやコンピューター)は芸術などのクリエイティブな作業には向いていません。
となれば、人間はよりクリエイティブなことに集中しなければならないということです。

国が推し進めている教育改革にも創造力やコミニケーション能力を育成することが重要課題であることがうなずけます。

来たるべきロボット社会で生き残るには知識を詰め込む教育から創造力や知恵を養う教育に転換しなければならないと思います。

当塾では小学校でも必修化となるプログラミング学習にも力を入れています。

部活動と学習

読書の秋と言われるくらい2学期は生徒にとってじっくり学習ができる時期です。
また、スポーツの秋とも言われ部活動にとっても最適な季節です。

中3生はほぼ部活を引退して受験勉強に集中していますが、部活がなくなってしっかり勉強している生徒とそうでもない生徒に大きく分かれます。

中学生にとって部活動と学習の両立は大きな問題です。特に中3生にとっては高校入試に向けての受験勉強と部活動の時間の配分に悩みを抱えている生徒は非常に多いです。

ここで興味深いデーターがあります。

『部活動の「参加状況」と平日の「学習時間」の関係を調べると、運動部、文化部を問わず、積極的に部活動に取り組む生徒の方が、平均学習時間が長い。
更に、学習時間の内訳は、部活動に積極的な生徒の方が、学習を「ほとんどしない」の割合が低いことが注目されます。
ある教師は、「部活動を通して、物事に打ち込む姿勢や、学校生活が楽しいという実感が得られることが、日々の学習意欲にも影響しているのではないか」と分析しています。

また、定期テスト対策を始める時期は、部活動に積極的な生徒の方が、テスト勉強を始める時期が早い。部活動での忙しさをあらかじめ見越して、計画的に学習を進める生徒が多いと推察されます。

部活動に打ち込むことは、必ずしも学習の負担となるわけではなく、部活動で培われた生活習慣や計画性は、日々の家庭学習習慣の確立にもよい影響を与えているようです。

学習時間は長さも大切ですがその質はもっと大切です。時間があれば学力が必ず上がるとは限りません。
3年生は引退時期まで両方全力でやり抜いてほしいと思います。

※参考資料:~データーから見る教育~ベネッセ

いのちの根

今年も小さな庭にミニトマト、きゅうり、なすの苗を植え付けました。
今年は大きめのプランターに植えました。

昨年は露地栽培だったのできゅうりとトマトが遠慮なく伸びて大変でした。
そこで、今年は管理が簡単な大きめのプランターに植えました。
7月中旬になすが実を結び、きゅうり、トマトの順に実がなりました。
やはりプランターでは広く根が張れない分、露地栽培に比べて収穫が少ないようでした。

お盆休みに家を数日離れたので、水やりができませんでした。帰って来るとやはり葉がしおれて元気がありません。しかし水をしっかりやると数日して実が沢山なりました。

以前、家庭菜園から始めて今では大きな畑を持つ先輩から『トマトやきゅうりを丈夫に育てる秘訣』を聞きました。
その秘訣は、苗を植えた後に水をやったら、その後は数日間水をやらないことだそうです。
水をやらないので、当然しおれてきます。そして、ギリギリの状態になったら水をやるのです。
このようにして、植え付けた後にしばらく水をやらなかったトマトやきゅうりは、背も高く、茎も太くたくましくなります。
植え付け後に毎日水をやったものと比べると、明らかに違うほど、たくましくなります。
つまり、「水がない」というピンチの状態を経験したトマトやキュウリは水を求めて根を深いところまで張りめぐらすのです。土に深く根付くので、水分や栄養分を吸収する力が強くなり、背が高く太い茎になるわけです。究極の逆境を経験することで、たくさんの実をならせるほどに成長するそうです。

私たち人間もいっしょですね。

ピンチや逆境や悩みを経験するからこそ、根を深く張って強く大きくなれるのです。

今、受験勉強などで苦しんでいる生徒たちも同じことが言えると思います。

つらく困難が大きいほどそれを乗り越えることによって大きく成長できるんだと。
大きな問題や悩みを抱えている時は、次のように考えたいものです。

「今、私は、目に見えないところで、根を深く張りつつあるんだ。

小学生プログラミング学習 必修化 (6月号の続き)

2020年以降に施行される小学校でプログラミング教育必修化について6月号に述べましたがその続きです。

コンピュータのプログラミングとは、プログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為です。コンピューターにさせたい仕事を順番に書いていくことです。

プログラミングには大きく分けて4つの作業があります。

①目的の明確化(何をしたいのかどんな問題を解決したいのかを明確にする)

②設計(目的などを実現するために計画を立てる)

③実装(命令書を書く・コーディング)

④修正(うまく実行しない場に修正をする・デバック)

この工程はすべての問題解決のための道筋であり論理的思考能力・問題解決能力を培うことになります。

プログラミング自体を学ぶというよりはこの考え方を育成するところが必修化の狙いのようです。(事業活動におけるPDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階に似ています。)

また、社会のインフラがプログラミングによって動いていることを体験的に学ばせることを想定しています。

経済産業省によると、IT系人材(IT企業及びユーザ企業情報システム部門に所属する人材)は、現在の人材数は90万人に対し、約17万人不足していて、今後2019年をピークに人材供給は減少傾向となり、より一層不足するそうです。
社会がIT人材を求めており、人材育成は急務となっています。

プログラミングを仕事とせずとも、「プログラミングができること」が将来的に有利に働くことは間違いないでしょう。

当塾では子供たちの将来を見据えて、すでに小中高生向けのプログラミング学習を開講しております。是非ご活用ください。

可能性を秘めた子供たち

毎年、夏休みが近づくと一人の中3生を思い出します。

1学期の期末テストが終わり点数がテストが返されるこの時期に体験学習を申込んで来ました。

1年生からずっと部活で頑張っていましたが、成績は芳しくなく数学は15点でした。
他の教科もほぼ40点以下でしたが、ご父兄は都立高校でなければ高校に行かせないとのことでした。その時の成績では行ける都立高校はありませんでした。

本人は「絶対高校に行きたい。」と決意をして体験を受けに来ました。

数学の体験で分かったのは中1の初めの頃から授業が分からなくなっているという事でした。

やるなら中1に戻って学習をしなければならない事と夏休み中は夏期講習漬けを告げました。

夏期講習が始まると週5日間講習、土日は休みですが土曜日は自習で出席。

1日最低8時間学習が20日間続きました。

英語は単語とキーセンテンスの暗記中心。数学は中1の正負の数からスタートし、数量中心に進めました。分数も所どころ忘れていたので徹底的に少数と分数の計算問題もやらせました。

1・2年の学力の穴を徹底的に調べて基礎をしっかりと固めて最終的に3年2学期の予習まで持っていきました。

夏休みが終わり2学期最初の定期テストでの数学はなんと90点でした。

つまり75点アップという奇跡的な点を取ったのです。

本人の努力は勿論のことですが、分かるところまで戻って学習し、できない問題を何度もプリントでやり直し定着させるシステムによって実現できたのは事実です。

今まで『私にはできない』と思っていた生徒が『私はできる』というセルフイメージを持ち行動することによって不可能を可能にしていきます。

毎年夏休みにはびっくりするドラマが起こっています。

子供たちには無限の可能性が潜んでいることを実感できる時です。

~ 小学生プログラミング学習 必修化 ~

2020年以降に施行される学習指導要領改定案に小学校でプログラミング教育必修化が、盛り込まれたことでプログラミングが子供たちの習い事として大人気となっています。

AIやIOT化が進みプログラミング教育が社会の潮流としてやってきている以上、子供たちにも影響があるのは当然です。

 

“小学校でのプログラミング教育必修化”というのは、教科化はせず、総合的な学習の時間や算数、理科などの科目で活用する予定です。

論理的な思考の育成を目的とし、社会のインフラがプログラミングによって動いていることを体験的に学ばせることなどを想定しています。

これは夢(目標)を持たないで勉強しているからです。

 

勉強(受験)を山登りに例えてみましょう。

登山をしようと思っても登る山を決めなければただその辺をふらふらと歩くだけになってしまいます。

中学校では、2012年より技術家庭科で「プログラムによる計測・制御」が必修化とされていましたが、いよいよ小学校にもその動きが及んできたのです。

 

勉強(受験)それではプログラミングとは何でしょうか。

プログラムを作ること。

 

プログラムとは、「計画」「予定」という意味です。

つまり、プログラミングとは、なにか行われることを順番に書き出す作業を指します。

具体的にコンピュータのプログラミングとは、コンピュータプログラムを作成することにより、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為です。コンピューターにさせたい仕事を順番に書いていくことです。

 

プログラミングには大きく分けて4つの作業があります。

①目的の明確化(何をしたいのかどんな問題を解決したいのかを明確にする)

②設計(目的などを実現するために計画を立てる)

③実装(命令書を書く・コーディング)

④修正(うまく実行しない場合は修正をする・デバック)

この工程はすべての問題解決のための道筋であり論理的思考能力・問題解決能力を培うことになります。

プログラミング自体を学ぶというよりはこの問題解決能力を育成するところが必修化の狙いだと思います。

 

(次号に 続く)

~ やる気のスイッチ ~

「どこだろう?やる気のスイッチ」というある塾のテレビCMが時々流れていました。そんなのあるかな?と思うかもしれませんが本当にあるのです。

 

それは『夢(目標)』というスイッチです。

 

「勉強しなさい。」と言われて渋々勉強をする。

「なんで勉強しなければならないの?」という疑問を持ちながら勉強をする。

これは夢(目標)を持たないで勉強しているからです。

 

勉強(受験)を山登りに例えてみましょう。

登山をしようと思っても登る山を決めなければただその辺をふらふらと歩くだけになってしまいます。

「富士山を登ろう。」と決めたら、服装・登山靴・食糧・地図・計画表などそれなりの準備をするはずです。

 

勉強(受験)においても、夢や将来やりたいことなど長期的な目標を持ち続けることによって、今「何を」「どう」しなければならないかということを考え続けることができます。

もし、本当に叶えたい夢(目標)を持つことができたら、自発的に勉強を始めます。

もちろんその本気度によって学習効果も変わります。

 

塾では夢や目標を決める機会をたくさん提供したいと考えております。

新学年になって新たな目標・夢に向かって共に挑戦してまいります。

 

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ブループラネットでの学習の日々をFacebookで発信しております。

是非ご覧ください。

 

~ 知足(たるをしる) ~

『論語』の中に「悪衣悪食を恥ずる者はともに議論するに足らず」ということばがあります。

これは、衣食住に関しての贅沢は、すればするほどきりがないという事だそうです。

 

私たち親世代と比較しても、今の子どもたちのまわりには物があふれすぎていると思います。

 

もともと子どもというのは衣食住に関して、質素に甘んじる柔軟性を持っているようです。

いつでも何でも物を手に入れられるようにする事は、子どもの事を思ってやっているようで、実は子どもを不幸にしてしまう最大の要因となってしまいます。

欲しがる物をすぐに与えられて育った子どもは我慢するこころを育てる機会を失っているように思います。

このように育った子どもたちが将来、欲のみによって行動が支配される大人になってしまうかもしれません。

 

釈尊の言葉に「知足」というものがあります。

これは「たるをしる」と読み、「“足る”を知るもの常に富む」という事です。

あれも欲しい、これも欲しい、という欲望には限りがありませんが、その限りを『知る』ことで、心が常に満足させられるという意味のようです。

 

。『質素、特に衣食住に関しての質素は結果として何物にもこだわらぬ自由な人間をつくりだす』ということを、日ごろの学習やしつけにも反映させていきたいと思います。

 

~ 入試直前の体調管理 ~

中3生は入試が近づくこの時期、最も集中力が高まり、実力も伸びるチャンス。

「もう間に合わな~い。」とあきらめる前に、最後の追い込み・総仕上げに全力で取り組みましょう。

 

都立は残り3週間、私立は後10日間悔いがのこらぬように頑張ってください。

 

また、しっかり準備が出来ても試験当日の体調が不完全では実力が発揮できません。試験当日の体調を整えるために次の点に注意してください。

 

1.朝型の体質にする

早寝、早起きの習慣をつけるようにしましょう。

試験が行われるのは午前中が多いのですが、夜型の人は午前中体温が上がらず、様々な能力が朝型の人に比べて劣ることが実験で確認されています。

これに対して朝型の人は起床後すみやかに脳が活性化されるので、理想的な状態で試験に臨めます。

 

2.朝軽い運動をする

体操や軽いジョギングをすると、交感神経が刺激されて、体温はさらに高まり、脳を目覚めさせることができ、やる気や集中力が高まります。

 

3.試験3時間前に食事をとる

朝食を抜くことは、当然さけなければなりませんが、朝食時間も重要です。

試験開始の3時間前に朝食をすると、試験開始時までに消化が十分進み、体温の上昇もそれから3時間ほど持続します。

学習の主役は言うまでもなく脳です。そして脳も他の器官や組織と同様に栄養素を必要としています。

学習効果の高い、よく働く脳を作るには、それなりの栄養管理が必要なのです。

食事の内容としては、ご飯やパンなどの糖質を中心に栄養素もバランスよく含んだ、消化のよい物をとりましょう。また食べ過ぎないことも大切です。

 

~ 受験まで3か月! ~

入試が近づくこの時期、最も集中力が高まり実力も伸びる生徒がいる反面、「受験本番」の4文字の重みが心にのしかかって、焦りや不安、プレッシャーなどのストレスに襲われる生徒がいます。

 

「今やっている勉強方法で良いのか?」や「参考書・問題集はこれで大丈夫なのか」と迷いが出てきたり、他人と比較して自分の学習ペースを乱してしまう『比較の罠』にはまってしまう場合もあります。

 

お子さんにこのような傾向がみられるようでしたら、ぜひご相談ください。個別面談をし、もう一度足元をしっかり固めることの重要性を的確にアドバイスいたします。

 

1月に入り朝晩はたいへん冷え込みます。体調管理もとても重要です。

 

受験生はストレスも加わり、免疫力が低下しているので風邪を引きやすくなっています。免疫ができるまでに時間がかかるので、インフルエンザの予防接種は早めにすませておくことをおすすめします。

 

また、お正月を挟むこの時期、特に運動不足になりやすいことと思われます。

 

軽い運動や散歩は血流をよくし頭の回転もよくします。運動は、満足感や幸福感を出す「ドーパミン」という物質が分泌されるので、前向きな気持ちを持つことができるようになるとも言われています。

 

受験本番直前のこの時期、ご家庭では、リラックスできるような言葉がけと規則正しい生活ができるようなサポートをお願いいたします。 今年もスタッフ一同全力で応援致します!

 

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