新型コロナウイルスの影響でオンライン○○の需要が高まっています。
そのためWebカメラやマイクが手に入りづらく、オンライン○○に参加できない人もいるのではないでしょうか。
でも大丈夫です。手元にあるスマホ(iPhone、Android、タブレット)をPCのカメラとマイクとして使用することができます。
今回はスマホをPCのカメラとマイクとして、ビデオ・Web会議アプリの「Zoom」で使用する方法を紹介します。
必要なもの
Wi-Fi(無線LAN)環境
スマホ(iPhone、Android、タブレットも可)
パソコン
スマホの設定(DroidCamのインストール)
スマートフォンに「DroidCam」というアプリをインストールします。Androidの場合はPlayストア、iOS(iPhone・iPad)の場合はApp Storeからインストールしましょう。(左の画像はPlayストアの場合です)

使い方を説明しています。「Got It」を押して次に進みます。
この画面が表示されたらスマホ側の設定は完了です。
赤枠部分の数字をパソコン側で入力します。
パソコン側の設定
以下のURLからパソコン側のアプリをダウンロードします。
https://www.dev47apps.com/droidcam/windows/
赤枠部分をクリックし、ダウンロードします。
ダウンロードが完了したら実行しましょう。
インストール先の指定がなければ赤枠部分をクリックしてインストールを始めます。



無事インストールが終了するとデスクトップに「DroidCamApp」のアイコンが作成されます。

スマホと接続する
「DroidCamApp」を起動するとウインドウが表示されます。「Device IP」にスマホアプリに表示されている「Wifi Ip」の数字を入力します。
今回は「192.168.0.4」を入力します。
Videoにチェックを入れるとスマホをWebカメラとして、Audioにチェックを入れるとマイクとして使用することができます。ここはご自身の環境に合わせて変更してください。
「Start」をクリックして接続します。
接続できたらスマホからの映像が映し出されます。

上下反転してしまいましたが、スマホを逆さにするかZoomで映像を回転させることができるので問題ありません。
Zoom側の設定
Zoom側では設定画面を開き、「DroidCam ○○」を選択するだけです。
レビュー
ビデオと音声のやり取りはローカルでの通信だけのためか遅延は感じられなかったです。
こういったシステムは使用するのに面倒な作業があったり、ある程度の知識がないとできないものが多いですが簡単に設定できて驚きました。
繋ぎや取り合えず…ということで使用するには問題ないのですが、長時間使用したりする場合はスマホスタンドがあると便利だと思います。納得のいく角度に調整するのに時間がかかるうえに、立てかけた程度だとちょっとした振動で倒れてしまうためです。
まとめ
さて、これでWebカメラとマイクの品薄問題は解決できました。直接顔を合わせて会話するのも難しい今、オンライン○○はこれからより活発になり、これを機に新しいオンラインのサービスも増えてくると思います。そのときにスマホで代用できたらすごく便利ですよね。
コメント
とても分かりやすかったです!
webカメラがない中、スマホをwebカメラにできて、習い事などでとても助かっています。